プラゴミ輸出問題の解決にケミカルリサイクルがよさそう

投稿日: 2022-08-02 火
SDGs

今日、プラゴミを捨てるときにふと今の日本のプラスチックゴミの輸出量がどうなっているのか気になって調べてみたら、 中国が輸入規制を始める前の2017年と比べて減ってはいるものの未だに当時の半分程度は輸出されていると分かった。

Japan Export Data — Basel Action Network

いまの私にとってはもう常識になっているが最初にプラスチックゴミが輸出されていると知ったときには本当に驚いたのをよく覚えている。 てっきり全て日本でリサイクルをしているのだと思いこんでいた。 SDGs と叫ばれる昨今でもかつての私と同じようにプラスチックゴミを全て自国で処理していると思い込んでいる人は多いのではないだろうか。

私は下記の BCC News Japan の報道で知った。 この事実を日本の報道から知るのが難しいというのはたいへん残念に思う。

日本のプラスチック「リサイクル」 実際には何が起きているのか - YouTube

下記の記事によると、三菱ケミカルとエネオスの共同プロジェクトでケミカルリサイクルの技術が開発されているらしい。 これがうまくいけばプラスチックの理想的なリサイクルが実現できるようになって、 日本のゴミ輸出問題も改善されていくかもしれない。

プラスチックよどこへ行く 廃プラ問題と日本のリサイクル事情 - Chemical Technology News

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